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オーダーメイド家具って実は安い?費用を抑える方法はある?

オーダーメイド家具って実は安い?費用を抑える方法はある?

オーダーメイド家具は、「高くて手が出せない」というイメージを持たれがちです。しかし、デザイン性にも機能性にも優れているオーダーメイド家具に憧れている人も多いでしょう。

 

そこで今回は、できるだけ安くオーダーメイド家具を作る方法をお伝えします。

 

 

オーダーメイド家具は安い?高い?

工場で一律に生産すれば、材料を大量に仕入れられるので、安価な製品を作ることができます。一方、オーダーメイド家具は、企画から材料調達まで個別に対応しなければならないため、どうしてもコストがかかってしまいます。よって、オーダーメイド家具の値段は、既製品の家具よりも高くなるのが一般的です。

 

しかし、値段が高い分、部屋や生活にジャストフィットするように設計し、目的に応じた機能を持たせることができます。雰囲気のミスマッチや収納スペースの不足などを理由に家具を買い直す必要もありません。一時的な出費は多くなるものの、長い目で見ればオーダーメイド家具のほうが安いと感じる人もいるでしょう。

 

 

オーダーメイド家具を安く作る方法

オーダーメイド家具は既製品よりも割高なので、費用面から発注をためらってしまうことがあります。そのようなときは、下記の方法を検討してみてください。

 

 

コスパの高い樹種を選ぶ

 

家具に使われる木材の樹種は多く、値段もさまざま。そのため、高価な木を使わないことで、製作にかかる金額を抑えることができます。

 

たとえば、チェリーやチーク、ウォールナットは高級木材の代名詞です。それに比べて、ブナやタモ、地桧などは金額的に使いやすい木材です。家具によって向いている木材は異なるものの、予算に合わせた樹種を選ぶとよいでしょう。

 

 

使用する木材を使い分ける

 

樹種と同様に、使用する木材の種類によっても金額が大きく変わってきます。そのため、木材を変えることで金額を調節することが可能です。オーダーする家具や予算によって、使いやすい値段の木材を選びましょう。

 

 

突板(化粧合板)

 

突板または化粧合板は、薄い板を貼り合わせて厚みを出した合板に、天然木を薄くスライスした化粧材を貼り付けて作られる木材です。薄い板を寄せ集めて作るため、さまざまなサイズに対応しやすく、安価な点が魅力。化粧材には天然木が使われているため、天然木の木目や風合いも楽しむことができます。

 

 

集成材・積層材

 

集成材は厚めの板や小角材を貼り合わせて1枚の板にした木材、積層材は薄めの板を重ね合わせてレンガ状にした木材を指します。複数の木材を組み合わせて作るためサイズや形状を調整でき、加工しやすい特徴があります。金額的に無垢材よりも使いやすい木材です。

 

 

無垢材

 

無垢材とは、1本の木からそのまま切り出して、1枚の板に加工した木材を指します。天然木がそのまま使われるため貼り合わせの跡がなく、木本来の木目や質感、経年変化を楽しめます。1本の丸太から切り出せる無垢材の数やサイズは限られるため、その他の木材よりも金額が上がってしまいます。

 

 

家具製作業者に直接依頼する

 

できるだけ安くオーダーメイド家具を作るのであれば、製作が自社でできる業者に発注しましょう。

 

オーダーメイド家具の製作では、受注した業者と製作する業者が分かれているケースと、受注から製作までワンストップで対応しているケースがあります。前者の場合、いわゆる販売店とメーカーが分かれている状態なので、販売店を通すことによる中間マージンが発生します。一方、後者はメーカーに直接発注できることから、中間マージンが発生しません。

 

社外での対応が多いほど金額は上がりやすいため、設計・製造・設置すべてを社内で対応できる業者がおすすめです。

 

 

セミオーダーで発注する

 

場合によっては、セミオーダーを検討してもよいでしょう。

 

一般的に、オーダーメイドとはすべてオリジナルで製造する「フルオーダー」を指します。一方、決められたパターンやデザインのなかから希望に近いものを選択して製造する「セミオーダー」というオーダー方式もあります。

 

セミオーダー家具の場合、家具のデザインや選択できる樹種があらかじめ決められており、そのなかから形状や素材、色などを選択することになります。型がある程度決まっていることから、完全なオーダーメイド家具よりも、出費を抑えられます。

 

 

オーダーメイド家具は安いわけではないが既製品にはない魅力が!

オーダーメイド家具は安いとは言えませんが、既製品にはない魅力が多くあります。長く買い替える必要がないため、結果的に家具にかけるお金が小さくなるということもあるでしょう。

 

また、希望する内容や発注する業者を選べば、出費を抑えることができます。とくに、ワンストップで依頼ができる業者は、中間マージンが発生しないため費用を抑えやすくなります。

 

『アンドウォールファニチャー』では、企画から製造・設置まで対応しており、不要なお金をかけることなく、オーダーメイド家具を作ることができます。ただし、オーダーメイド家具には定価がなく、いくらで製作できるのかはご希望の内容によって異なります。オーダーメイド家具をお考えの方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

 

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