京都府京都市の戸建て住宅で無垢杉板を使った本棚のオーダー事例

今回は無垢の杉板を使った壁にピッタリ収まる本棚の施工例です。

お客様自身で壁に漆喰を塗ったり、クロスを張り替えられたりして

とても素敵なお部屋になっていたのですが、

本棚は壁から壁ピッタリのものが欲しいということで、今回AND WALL FURNITUREにご依頼いただきました。

お客様とのお打ち合わせで

壁の漆喰の感じを生かすために背板は無しにして

使用する材料は無垢材がお好みでしたので杉の集成材を使用しました。

棚板はいろいろな高さのものに対応できるように

可動式の棚にしています。

棚柱は本の重量に耐えれるようにロイヤルの棚柱を使用しています。

無垢材に無機質なシルバーは相性がいいですね！

塗装は無垢材の良さを生かすために

ワトコオイルを使用しました。

板全体に細かいペーパーをあてて表面をつやつやにして、

そこにワトコのオイルを塗り、一度乾かします。

板が乾いたら再度細かいペーパーをあてて、またワトコオイルを塗ります。

時間はかかりますが、そうすることでオイルがしっかり馴染み

上質な質感に仕上がります。

無垢材は温度や湿度などの影響で反りが出たりしやすいので、扱いにくい面もありますが

触った質感や木の香りなど無垢材にしか出せない味があります。

両サイドの壁にピッタリきれいに納まりました。

本棚の本体は壁にしっかり固定しているので、地震がきても倒れることはありません。

無垢材を使ってお客様の想いの詰まった世界でひとつの家具が出来ました。

お客様にも大変喜んで頂けました！

今回はもう一カ所あります。

洗濯機の横の空いたスペースに

ロイヤルのダボレールを設置して

こちらも杉の無垢板にブラケットをつけて

可動式の収納を設置しました！

本など転倒してきたら危ないものを置くところだけ

転倒防止用に黒のアイアンのタオルハンガーを設置しました。

ダボレールを使用した収納は箱にした家具を作るよりもコストを抑えられるので

ちょっとした棚が欲しい場合にお勧めです！